【03 愛車をいたわる日頃の手入れ】

メンテナンスで快適RCライフ!

丈夫なRCカーですが、走行すればどうしても部品がすり減ったり各部にゆるみが出てきますし、クラッシュすれば傷みもひどくなります。手入れ(メンテナンス)をしないと、車の調子が悪くなってしまうので、定期的に愛車を整備して、常にベストなコンディションを保ちましょう。

■清掃から始めよう!
■シャーシのメンテナンス
■電気の流れ道をチェック
■交換パーツの入手
■動画でメンテナンスのノウハウを確認!

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ホコリやゴミを取り払う

ほとんど路面に接するようにして走行するRCカーは、砂やホコリを巻き上げて汚れが進みます。汚れたまま走行を続けていると、パーツの摩耗を早めて故障の原因になることも。また汚れた状態で整備や修理を行えば、ギヤケース内部などに砂やホコリが入って大きなダメージを与えかねません。そんなリスクを避けるためにも走行後は必ず車体をきれいにしましょう。

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ホコリやゴミを取り払う

車体の清掃は、塗装用の大きめのハケを使えば砂やホコリを簡単に落とせます。また、細かな箇所は歯ブラシや小さめのハケを使うのもいいでしょう。エアーコンプレッサーを利用できる場合はエアーの圧力で汚れを手軽に吹き飛ばすことができます。ただし、エアーコンプレッサーを使う時にはエアーをベアリング等に直接あてないように注意。付着していたゴミを内部に押し込んでしまい、性能を低下させる場合があります。さらに、念入りに清掃をすれば、サスペンションなど入り組んだ箇所まで自然に目を配ることができ、パーツの破損やオイルの漏れなど修理が必要な箇所を発見しやすくなります。清掃はメンテナンスの基本作業なのです。

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第1歩はグリスアップ

ギヤやジョイントなど走行時に擦れ合うパーツの動きをスムーズにし、摩擦を防ぐのがグリスです。組み立て時にしっかりつけたグリスも走行を重ねると飛び散って少なくなったり、汚れてくるので、定期的にグリスアップしましょう。グリスが汚れていたりゴミが付いていたら、グリスを一度キレイに拭き取ってから新しいグリスを付けましょう。ギヤやジョイントには強い力がかかっているので、しっかりとグリスアップしていても少しずつ摩耗します。もしギヤやジョイントがすり減って、ガタが大きくなっているようなら交換も必要です。​

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グリスはしっかり使い分けよう!

RC用に発売されているアンチウエアグリスセラグリスHG。どちらも主な目的な潤滑ですが大きな違いは粘度(粘り気)。アンチウエアグリスは粘度が高く高速回転するユニバーサルシャフトなどに塗っても飛散にしくいのが特徴。セラグリスHGは粘度が低く潤滑性により優れ、ギヤや軸受けなどに適しています。使用箇所にあわせて上手にグリスを使い分けましょう。

ビスは定期的に増し締め

組み立て時に確実に締め込んだビスも走行中の振動やショックで緩むことがあります。そのまま走行を続けているとマシンが安定して走らなくなるのはもちろん、パーツの脱落や思わぬ破損の原因になります。ビスの増し締めは定期的に行いましょう。また、頭のつぶれかかったビスや角の丸くなったナット、クラッシュの衝撃で曲がったビスなどは交換しておきましょう。

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サスペンションのチェック

サスペンションはクラッシュなどで痛みやすい部分です。アームの曲がりやネジ穴の痛み、取り付け部のガタなどをチェックして、痛みがひどいようならパーツを交換しましょう。また、ダンパー内のオイルは走行する度に少しずつ減っていますので継ぎ足します。その際、オイルが汚れていればオイルを新しく入れ直すのがベストです。ダンパーからオイルが漏れているようならシール用のOリングが傷んでいる証拠、新品に交換しましょう。同時に、ダンパーシャフトにキズや曲がりがないかもチェックします。特に、ダンパーシャフトのキズはOリングを痛めてしまうので新品と交換するのがお勧めです。

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ステアリングリンケージはガタをチェック

ステアリングサーボの動きを前輪に伝えるリンケージも、衝突などのショックで痛みやすくガタが出やすい部分です。特にサーボセイバーは走行中、常に大きな力を受けているため徐々にステアリング反応が鈍くなります。また、ボールジョイントもショックで外れたり、着脱を繰り返すとクセがついて外れやすくなるもの。どちらのパーツも定期的に交換するのが効果的です。

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走りを左右するタイヤ

すり減ったタイヤは新品に比べグリップが下がり走行性能がダウンします。タイヤと路面が接するトレッド面が薄くなってきたら交換しましょう。またホイールとの接着がはがれると、タイヤのヨレが大きくなってコーナリング中のスピンの原因にもなります。もしはがれていたら瞬間接着剤で接着しておきましょう。

ボディもしっかり補修

RCカーのボディは車種やカラーリングで個性を表現できるパーツ。でも、見た目以外にクラッシュなどの衝撃からシャーシを守るという重要な役割もあります。割れたり、欠けたりしていると見栄えが悪いばかりか、この機能が発揮できなくなります。ボディの破損がひどくなる前にガラス繊維入りのテープ「アルミグラスメッシュテープ」などをボディの内側に貼って補修。曲面にも良くなじむので指でしっかりと押さえながら張ります。もちろん、破損がひどい場合は交換しましょう。

電気コードの痛みに注意

ESC(スピードコントローラー)の電気コードはシャーシとこすれたり、路面と接触して被覆が破れる場合があります。コードの痛みは走行不能になるばかりでなく、ショートしてコードが燃えたりする原因になるので十分注意が必要。必ずビニールテープでカバーしましょう。また、受信機やサーボなどRCメカのコードの痛みはノーコンの原因になる場合があるので、ESCと同様に配線をチェック。サーボやESCを受信機につなぐコネクターの差し込みが緩んでいないかどうかも確かめておきます。なお、走行用バッテリーのコードが痛んだ場合はビニールテープでカバーしてショートを防ぎ、すぐにタミヤ・カスタマーサービスにお送りください。

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パーツを注文しよう!

「メンテナンス中に交換が必要になったパーツはどうしたら手に入るの?」 ご安心ください、タミヤのRCモデルのパーツは 「カスタマーサービス取次店」となっている取り扱い店、またはタミヤカスタマーサービスに直接注文すればOK。もし、パーツの注文や交換の仕方がわからない場合はカスタマーサービスまでお気軽にお問い合わせください。パーツの販売から修理まで、あなたのRCライフをサポートします。
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説明図で必要なパーツをチェック!

販売店やカスタマーサービスでパーツを注文する時はパーツ名や番号が必要です。欲しいパーツがどれなのか、説明図をよく見て調べよう。樹脂パーツはランナー(樹脂パーツが配置されたプラスチック製の枠)単位での購入なので、例えば「A4」パーツが欲しい場合は「Aパーツ」を注文します。ビス類は長さや径の違いで何種類もあるので間違えないようにしましょう。また、説明図の巻末にあるリストのパーツ名の先頭が「SP」や「OP」のものは、「SP」はスペアパーツ、「OP」はオプションパーツなので、お店で直接購入できます。

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  • 欲しいパーツがどれなのか説明図でチェック。樹脂部品の「A4」が必要な場合、「Aパーツ」を購入します。
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  • 説明図巻末のリストに記載された部品名の先頭に「SP」や「OP」の表記があるパーツはお店で購入できます。

インターネット配信番組「タミヤRCカーグランプリ Vol.16」

番組内のコーナー「まりえのRCに挑戦」でRCのメンテナンスについて紹介。チェックすべき箇所や方法を動画で確認。17分43秒ぐらいからスタートします。

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