【プラモデル製作を楽しむ入門ガイド】

組み立て、塗装に役立つアイテムをご紹介

メイキングホビーの楽しさが詰まったタミヤのスケールモデル(プラモデル)。その魅力を存分に引き出すのが信頼できる工具や塗料です。このページでは、初めてプラモデルを作る方や必要な道具をお探しの方のために、模型製作に必要な工程と、それぞれに適したタミヤのクラフトツールやメイクアップ材をご紹介します。
 

インデックス

1.最初に揃えたい基本アイテム

  • 最初に揃えたい基本アイテム

一般的な模型製作に必要となる基本的なアイテムです。初めてプラモデルを作る、最初は何を選べばいいのか迷ってしまうという場合は、こちらで紹介している基本的なアイテムから揃えてみてはいかがでしょうか。 慣れてきたら用途や好みに合わせて必要なツールを揃えていけば、模型製作の楽しみも広がります。

2.カッティングマットでデスクを保護

模型製作時に用意しておきたいのが「カッティングマット」です。A3、A4、A5など様々なサイズの柔軟性のあるマットが揃っており、部品やプラバン、デカールの切り出し作業で机を傷つけるのを防ぎます。表面はマスキングテープのカットなどに役立つ方眼、角度、R曲線、円ラインのガイドをプリント。裏面は無地のリバーシブルタイプです。

  • カッティングマット

3.部品を切り取る(ニッパー)

プラモデル作りは「ランナー」と呼ばれる枠から部品を切り取る所から始まります。部品の切り取りには「ニッパー」という専用の工具を用いますが、タミヤのニッパーにはプラモデルの繊細な部品の切り取りに適した「薄刃ニッパー」のほか、ミニ四駆や工作シリーズ、プラ材にも幅広く使える「モデラーズニッパー」など、様々なタイプが用意されていますので、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

  • ニッパー

4.部品の加工(カッター・ナイフ)

切り取った部品の切り口の細かな修正や、デカールやマスキングテープのカットにはカッターやナイフを用います。これらの刃物類も、模型用として刃先が鋭く、細かい作業に適したタイプが用意されています。切れ味が落ちたと感じたらはやめに刃先を交換し、切れ味の良い状態をキープするのが安全・快適に模型作りを楽しむポイントです。

  • カッター・ナイフ

5.部品の接着

プラモデルの組み立てに欠かせないのが「接着剤」です。定番のプラスチック用の瓶入り接着剤「タミヤセメント」はキャップについた刷毛で塗るだけの手軽さがポイント。接着する部品の大きさや形状に合わせて、粘度が低くサラサラの「流し込みタイプ」と通常タイプのタミヤセメントを使い分ければ、快適に接着をすすめることができます。
この他、プラモデル用の接着剤には柑橘類の成分から作られ安全性の高い「リモネンセメント」や、プラスチックや金属部品を接着する「瞬間接着剤」や透明部品やメッキ部品の接着にも便利な「多用途接着剤(クリヤー)」、紙や木、発砲スチロールに使える「クラフトボンド」など、様々な用途・材料に応じたアイテムが揃っています。

  • 接着剤

6.小さな部品の取り扱い(ピンセット)

小さな部品の接着やデカール貼りに欠かせないのが「ピンセット」です。手に馴染む高品質なピンセットは自分の指先の感覚を研ぎ澄ましてくれるもの。ストレート、ツル首、逆作動など、掴む場所や部品の形状に合わせて様々なタイプが用意されているので、うまく使い分けて、組み立て作業の効率化に役立てましょう。

  • ピンセット

7.穴あけ加工(ピンバイス・ドリル)

プラモデルの組み立てやディテールアップなどの場面で、部品に穴をあける作業に必要なのが「ピンバイス」です。手回し式のピンバイスは微妙な力加減をコントロールしやすく、繊細なプラモデルの部品を加工するのに最適です。先端の「ドリル刃」は交換式で0.2mm〜3mmのドリル径が用意されているので、ひと通り揃えておけば、様々なスケールやジャンルの穴あけ加工に対応できます。

  • ピンバイス・ドリル刃

8.ヤスリがけ

切り取った部品の切り口を整えたり、接着した部品の合わせ目を消して表面を滑らかに仕上げたりと、プラモデルの組み立ての様々な場面で活躍するのが「ヤスリ」です。
タミヤのプラモデル用ヤスリは、プラスチック専用から金属加工も可能なタイプまで、模型作りに適したサイズの「金属製ヤスリ」のほか、目詰まりしにくい耐水性の紙ヤスリ「フィニッシングペーパー」や、曲面の磨き作業に適した「研磨スポンジシート」も用意。これらのヤスリは100番台の目の粗いものから2000、3000番といった目の細かなものまで用意されており、少しずつ番手を上げてヤスリがけすることで、なめらかな加工面を得られます。

  • ヤスリ

9.塗装の下地作り(サーフェイサー)

部品表面の細かなキズの修正や下地の状態を均一にすることで、塗料の食いつきや発色を良くするのが「サーフェイサー」です。上に塗るカラーに合わせてグレイ、ホワイト、ピンクなどの色が選べます。広い面積を均一に仕上げるスプレータイプの他、筆塗りできて液状のパテとして使えるビン入りタイプも用意。どちらもプライマー成分を含むため、エッチングやダイキャストパーツなど金属部品の塗装下地としても有効です。

  • サーフェイサー

10.塗り分け部分のマスキング

異なる色を塗り分ける際、余分な箇所に塗料が付かないように覆う作業が「マスキング」です。模型用のマスキングテープは薄く曲面にも良く馴染んで塗料の染み込みがなく、剥がした後も下地にテープの糊が残りません。テープの幅は1mmから40mmまで揃うほか、曲面用や大判のシートタイプなども用意されているので、用途に応じて使い分ければ快適に塗装の準備をすすめることができます。

  • マスキングテープ

11.タミヤカラーの種類

プラモデルの部品は塗装することで金属やゴム、布地など様々な物の質感を表現できます。本物そっくりの仕上がりを目指すのも、自由なカラーリングを楽しむのも模型製作の醍醐味。模型用塗料の「タミヤカラー」には、広い面積の塗装に適したスプレータイプと筆塗りからエアーブラシ塗装まで幅広く使えるビン入りタイプ、合わせて400以上のカラーが揃っています。スプレータイプの塗料は「タミヤカラースプレー」と「エアーモデルスプレー」の2種類があり、車やバイクなどに適したメタリック色や、戦車や飛行機の微妙な色調をリアルに再現したカラーが揃います。また、ビン入りタイプは塗膜が強く乾燥時間の早い「ラッカー塗料」、水溶性で扱いが手軽な「アクリル塗料」、筆塗りしやすく細部の仕上げに適した「エナメル塗料」の3シリーズが揃っています。
※ラッカー塗料は、アクリル、エナメル塗料の上に重ね塗りはできません。

  • タミヤカラー各種

12.筆塗り塗装

筆で絵を描く様に色を塗るのは、最も手軽な模型の塗装方法です。模型の塗装用に開発された「タミヤモデリングブラシ」は、平筆や面相筆、筆先の材質も高級天然毛から特殊樹脂毛まで多数ラインナップ。塗装する面積や場所に合わせて使い分け、筆のサイズやタッチを生かした塗装表現を楽しみましょう。

  • 筆塗り

13.エアーブラシ塗装

圧縮した空気の圧力で、塗料を細かな霧にして吹き付けるのがエアーブラシ塗装です。広い面積をムラなく仕上げられるのはもちろん、細かな模様やグラデーションなど、缶スプレーや筆塗りでは難しい様々な塗装表現を可能にします。タミヤのエアーブラシシステムには、模型用に適したサイズやノズル口径のエアーブラシと空気を送り出すエアーコンプレッサー、そして室内での吹き付け塗装に欠かせないペインティングブースなど、快適な塗装環境を整える関連アイテムが揃っています。
※エアーブラシ塗装では、タミヤカラーのラッカー塗料、アクリル塗料などを専用溶剤で薄めて使用します。
※ラッカー塗料は、アクリル、エナメル塗料の上に重ね塗りはできません。

  • エアーブラシシステム

14.スミ入れ塗料で立体感アップ

飛行機のパネルラインから車やバイクのエンジンなどの細かなディテール、戦車模型のサビ色やフィギュアの陰影まで、パーツ表面の凹凸に粘度の低い塗料を流し込んで立体感を強調するのが「スミ入れ」と呼ばれる技法です。専用に開発されたエナメル系の「スミ入れ塗料」はブラック、グレイ、ブラウンなど様々なジャンルの模型に使える色調が用意され、流し込みに適した濃度に調整済み。キャップには面相筆がついており、すぐに使える手軽さもポイントです。

  • スミ入れ

15.ウェザリング演出

戦車模型などのリアルさを高める泥や砂ボコリ、スス汚れの他、バイクの排気管の焼け色や飛行機のパネルといった金属の質感まで、塗装にリアルさを加えるのが「ウェザリング」と呼ばれるテクニックです。そんな表現を誰でも気軽に楽しめるのが「ウェザリングマスター」や「ウェザリングスティック」といった専用アイテムです。その他、土、砂、草、雪、アスファルトなどの質感を手軽に再現できる「情景テクスチャーペイント」もウェザリングや情景製作に役立ちます。

  • ウェザリング

16. デカールを貼る

レーシングカーや飛行機のロゴマークやグラフィックなど、プラモデルの仕上げを引き締める「デカール(スライドマーク)」。水に浸した薄いデカールの取り扱いにはコツがあるので、ぜひ解説動画をご覧ください。デカール貼りのツールとしては、ピンセットやパーツ表面に馴染ませるための綿棒、曲面や凹凸面にデカールを密着させる「マークフィット」などが役立ちます。うまく活用してデカール貼りを楽しみましょう。

  • デカール

17.美しい光沢仕上げ

カーモデルのボディなど、周りの景色が映り込むほどの美しい光沢は完成後の満足感を高める大きなポイントです。塗装面のつや出しや透明パーツの細かなキズ取りといった「磨く」作業には、精密研磨フィルムやコンパウンドが役立ちます。さらにしっとりと深みのある光沢を目指すなら、モデリングワックスやつや出しコーティング剤の出番。こだわりの仕上げをお楽しみください。

  • 光沢仕上げ

18.作品を飾る

組み立てや塗装を楽しんで作り上げた大切な作品は、展示・保管方法にも気を使いたいもの。様々なサイズが揃った「ディスプレイケース」はホコリや破損から作品を守り、作品の見栄えをいっそう高めてくれます。 ベースの床面をアレンジしたり、ベースのサイズを活かして、ケース内部に情景を作るのもひとつの手。創意工夫を凝らして、作品を魅力的にディスプレイしましょう。

  • ディスプレイ