第80回 パチッコンテスト 入賞作品発表
1970年6月のタミヤニュース別冊のパチッ特集号から始まり今回で80回目を迎えました。今年は6月に発売したばかりの1/35ソビエトKV-1 1941型の応募が多数ありました。力強いスタイルに加えて最新のモデリング、作りやすさなどでの人気もありますが、長すぎない砲身は画面への納まりも良く、結果としてバランスの良い写真になったようです。他にもフランス軽戦車R35、ドイツ軽戦車38(t)やドイツ歩兵セット(大戦中期)など、新製品での応募が目立ったのも嬉しいことでした。 情景写真部門金賞の柴さんの作品は、これまでにない斬新な構図で戦場の雰囲気を伝える写真になっていますが、これも新製品を使用。3年前のジュニア賞から毎年ステップアップし、今回見事に金賞受賞となりました。 応募者は8歳から79歳までの150名。親子で参加された方や、香港、中国、オーストラリアなど海外からの参加もありました。 パチッコンテストは毎年9月1日が募集の締め切り。新製品が完成したら、まずはカメラでパチッ。皆さんの力作を写真に撮ってぜひ応募してください。
⇒パチッコンテスト応募方法
情景写真部門 入賞作品
【金 賞】
[作者] 柴 日向(18)千葉 [題名] 上等兵 [スケール] 1/35
今回の作品では橋から落ちたKV-1とそれを調査するドイツ兵達の様子をジオラマにしました。橋はバルサ材、高低差のあるベースはスタイロフォームを芯に木粉粘土で地面を造形し、小石や草花を配置して塗装。兵士は銃のスリングやヘルメットの紐を追加。エアーブラシで陰影をつけてから筆塗りしま した。撮影は屋外で、自然光を活かして行いました。
作品写真部門 入賞作品
過去の入賞作品
2019年(第79回)入賞作品 | 2018年(第78回)入賞作品 | 2017年(第77回)入賞作品 | 2016年(第76回)入賞作品