ミニ四駆実況の盛り上げ方を聞いてみた!──MCガッツインタビュー

ミニ四駆のイベント主催者インタビュー(ウチ四駆特別版!)

全国各地で開催されている、タミヤ主催の公式大会ではないミニ四駆イベント、「草四駆イベント」(草野球のような感じで)。最近では大規模なイベントから地域のコミュニティに特化したイベントまで、さまざまな草四駆イベントを見かける事が多くなってきました【タミヤ主催以外のイベント一覧はこちら】。今回はウチ四駆とのコラボ企画として、ミニ四駆実況のスペシャリスト、 MCガッツへのインタビューをお届けします!

ミニ四駆実況のスペシャリスト『MCガッツ』に聞いてみた!

全国各地で開催されている、タミヤ主催のミニ四駆イベントでMCを務める「MCガッツ」。最近ではスマホゲーム「ミニ四駆超速グランプリ」でも実況していて、リアルのミニ四駆イベントに参加していない人には「誰この人?」という声もあるとかないとか…? せっかくなので今回は、MCガッツの自己紹介も兼ねて、「実況のコツ」をインタビュー。 各地でミニ四駆イベントを主催している方や、これからミニ四駆イベントを開催したい! と考えている方、ぜひぜひご覧ください!

── こんにちは! MCガッツは今年で何年目でしたっけ?

「どうも! MCガッツです!  たしかMCになったのが2000年7月だったから、うわ、今年で20年目だね…(遠い目)」
 

── ミニ四駆レーサーの中では「MCガッツは新キャラ」のイメージ強いですが、もうすっかりベテランですね!

「実況したり、歌を歌ったり、いろいろあった20年! でもまさかゲームで自分の実況聞くとは思わなかった!」
 

── サッカーゲームの実況で感動してた世代ですから、感慨深いものありますよね(笑)  さて、今回はMCガッツに実況ノウハウ聞いてみよう! というテーマなのですが、デビュー当時ってどんな感じでトレーニングしていたんですか?

「まずはMCの先輩、ミニ四ファイターの実況がお手本。近くでレースを見ながらどんな実況しているのかよく聞いて…という感じだったね。とにかく最初はひたすら耳で盗んで、あとでこそっと練習して…ということをしてたね。」
 

── 参考にする他ジャンルの実況とかありますか?

「好きなスポーツの実況とかは良いと思う! 自分はバトル要素があるレースのMCをやるときにプロレスの実況を参考にしてたんだけど、選手や技の独特な例え方とかキャッチフレーズのセンス、あと静かに始めるとクライマックスの絶叫とコントラストが鮮明になるな…とか、プロの仕事はすごく勉強になるんだよね! これは古舘伊知郎さんが言っていたと思うんだけど、『目の前の出来事を常に実況にしてみる』というやり方があって、これはいい練習になるよ! やってみると自分のボキャブラリーの少なさに凹んじゃうけど…(笑)」
 

── なるほど!  ここからはより実践的な質問です。お店でミニ四駆実況している方に話を伺うと、言いたいことをあまり言えずにレースが終わっちゃって…というお悩みをよく聞きます。なにか良い練習法はありませんか?

「わかる、盛り上げよう! という気持ちが前に出すぎると思いばかりが膨らんじゃって言葉が出てこないんだよね。 ミニ四駆レースは展開が早いし、3レーンサーキットのレースなんかは特に。例えばだけど、こんな風にレベルアップしていくというのはどうだろう?

── なるほど。ステップを踏んでいくと、なんとかなりそうな気がしてきます! ほかに重要ポイントはありますか?

「大事なのは、とにかく参加者を『イヤな気持ち』にさせないことだと思うんだよね。 例えば参加選手をレース中にいじりすぎると、イベント終了までそのままの気持ちにさせてしまうかも。 特に気心がしれた仲間はついついいじっちゃいたくなるんだけど、MCの知り合いでも、イベント初参加の人にとっては『知らない人』だから、仲間内のレース以外ではやりすぎ注意。それよりもマシンの良いところを褒めるほうが参加者も嬉しいし、レース中にも実況に使えるからおすすめ。『このマシン、個人的に大好きです!』とか、自分の好みを言っても良いよね。」
 

── たしかに、慣れないうちは緊張して友人イジりに頼りたくなりそうです…!

「いやいや、何年やってもMCは緊張するよ! とくに自分がリードしなきゃ! みんな聞いてる! って思っちゃうと特に。そうすると自分と聞いてる人の間に壁ができちゃうから、なるべく参加者ひとり一人に話しかけるような感じを意識すると良いと思う。なんだろう、休日の朝のラジオ番組みたいな感じ?(笑) 大勢の人に呼びかけるんじゃなくて、だれかとおしゃべりしてるような。そうすると自然体で話せるし、場の雰囲気も柔らかくなるのでおすすめです! MCのトークで『今日は集まったみんなで楽しもう!』とか『走りに来てくれて嬉しい!』の雰囲気を出せると、常連さんもルーキーさんも、一体感が生まれて盛り上がれると思う!」
 

── MCガッツ、今日はありがとうございました!

「こちらこそ! 全国でミニ四駆イベントを盛り上げてくださっている皆さんもレース参加してくれている皆さんも、いつも本当にありがとう! いつかレース会場であなたの名前を会場で呼び出せる日を楽しみにしています! 素晴らしい走りを期待しているぞ!」

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第1回 ミニ四駆で地域貢献!『muchuミニ四駆部』さん

一年ほど前、Twitter上でとあるミニ四駆イベントの告知を発見。Twitterのアカウント名は「muchuミニ四駆部」。告知の内容をよくよく読んでみると、どうやら佐賀県内にある印刷会社の社屋にミニ四駆コースがあって、それを月1回のペースで開放しているという。一体全体なんで印刷会社にミニ四駆のコースがあるのだろう??と編集部も興味津々。記念すべき第1回は、その「muchuミニ四駆部」さんにお話を聞いてみました!

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第2回 地元から公式大会優勝者を! 『Hi-Five北海道』さん

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第3回 風呂四駆、ひな四駆、笹四駆…おもしろアイディアたくさん考えています! 『西院組(さいいんぐみ)』さん

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第4回 新しい世界にチャレンジし続ける! 『TMP-Team Modify Panoramagic-』さん

ミニ四駆イベント主催者にインタビューをして運営のいろいろを聞いてみる企画の第4回は、秋田のミニ四駆シーンを盛り上げるべく精力的にミニ四駆イベントを行っているミニ四駆チーム『TMP-Team Modify Panoramagic-』さんにお話を伺いました。なんと、9月に開催されたイベントが通算50回目の記念大会になるんだそうです。これはインタビューしない訳にはいきません!

【付録】
MCガッツ直伝! ミニ四駆実況テクニック(テキスト版)


■Lv.1 | 何周目かを把握できるようになろう
ひたすら1位を目で追う。最初はこれでもあわてるので、指で周回数を数えながら!
スタート! → 2周目に突入! → ファイナルラップ! → ゴール!

■Lv.2 | トップのマシンの色を言えるようになろう
マシン名が分かれば入れられるとなお◎ 「いよいよ」とか「さあ」なんて
フレーズを挟むだけでも実況っぽくなります!    
スタート! → 赤のマシンがトップ! → 2周目に突入! トップは青のマシン!
→ ファイナルラップ! 青のマシンが逃げる! → 青のマシンがトップでゴール!

■Lv.3 | 合間に「見たまま解説」を入れてみよう
よくある場面のフレーズを言いやすい言葉で丸暗記! 何も考えずに言葉にしてみよう

そのまま使える! 見たままフレーズ24
スタート / 1周目から独走 / 2台が競り合っている / 3台の激しい競り合い
最後まで競り合いになりそう / コースアウト / 大きくリード / 他車を寄せ付けない
どんどん引き離す / ここで逆転 / ファイナルラップで逆転 / 変わって首位に立った
差を詰めてきた / じわじわ迫る / 全車リタイヤ / マシンから異音 / ここで失速
見るからにオーバースピード / タイヤ(ホイール)が外れた / 3輪になりながらも走る
止まってしまった / 大きく飛んだ / 着地で乱れた / きれいな着地 / ゴール

■Lv.4 | オリジナリティを出してみよう (応用編)

名前や色から連想ゲーム
マシンから連想される要素を差し込んでみよう。自分の趣味や時事ネタを使うのも手
リードしたのはマッハフレーム、一気に他を引き離す! 1周目からいきなりの音速突破だ!
ここで白のサンダーショットが首位に! トップの電撃交代だ!

セクションに名前をつけてみる
コースアウトや順位変動しやすいセクションにニックネームをつけてみよう
峠/壁/山/崖/ヘアピン/龍など、短いほうが使いやすい (ご当地名物や地名も◎)
トップのライキリは山の向こうへ! これは悲しい!
ラウディーブルがドラゴンバックではじかれた! 再び龍が牙をむいた!

 

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