ミニ四駆の楽しみ方・盛り上げ方を聞いてみよう!──イベント主催者インタビュー集

日本全国津々浦々 ミニ四駆のイベント主催者にインタビュー!

全国各地で開催されている、タミヤ主催の公式大会ではないミニ四駆イベント、「草四駆イベント」(草野球のような感じで)。最近では大規模なイベントから地域のコミュニティに特化したイベントまで、さまざまな草四駆イベントを見かける事が多くなってきました【タミヤ主催以外のイベント一覧はこちら】。そんな数あるイベントから、気になったイベントの主催者さんに直接お話を伺って、みなさまのミニ四駆活動を紹介します。これからミニ四駆イベントの開催を検討している方たちにも参考になるかも?

第3回 風呂四駆、ひな四駆、笹四駆…おもしろアイディアたくさん考えています! 『西院組(さいいんぐみ)』さん

ミニ四駆イベント主催者にインタビューをして運営のいろいろを聞いてみる企画の第3回は、京都は西院にある銭湯「旭湯」さんの浴場に縦横無尽にコースを敷き詰めてミニ四駆のレースをする「風呂四駆」、ミニ四駆をお雛様やお内裏様(おだいりさま)に見立ててひな壇を飾る「ひな四駆」などなど…キャッチーなネーミングで一度聞いたら忘れられない、インパクト抜群なミニ四駆イベントを主催している『西院組』さんにお話を伺いました!

  • センターに大きく「風呂四駆」の文字があるオリジナルのイベントロゴ。SNSで初めて見かけた時のインパクトと言ったら! 「一体何のイベントだろう?」と興味がわきます。

── ミニ四駆チーム「西院組」はどうやって結成されたのですか?

「西院組の"西院"は京都市右京区の街の名前です。西院にミニ四駆好きが集まる"ジャミン"という居酒屋があったのですが、お店で「ミニ四駆ジャミンカップ」(ジャパンカップをもじっています)というミニ四駆イベントを開催していたんです。その時のメンバーの誘いで、街の音楽フェス「ザ・西院フェス」のイベントの一環として春日神社にミニ四駆ブースを出すことになり、チームを結成しました。実はメンバーのほとんどは西院に住んでいないのですが…西院をきっかけに結成したので「西院組」と名付けました。その後、メンバーの入れ替わりもあり、今のメンバーは第一回ひな四駆のときに集まってくれた人たちが中心になっています。」

  • ひな四駆の様子。「ミニ四駆でひな壇を飾ったら面白そう!」と企画したところ、様々な"ひな四駆"が有志で集まったそう。その時集まった人たちが現在中心になっている。

── 「風呂四駆」や「ひな四駆」など、ミニ四駆の枠にとらわれないイベントを行っていますが、こういったアイディアはどのようにして生まれたのですか?

「銭湯でミニ四駆をするから"風呂四駆"、3月3日にミニ四駆をするから"ひな四駆"、レゲエのリズムにノリながらミニ四駆をするから"レゲ四駆"。イベントの企画はまずタイトルを決めてから、そのイベントだと何をしたら面白いだろう…と膨らませて考えます。西院組は現在8名で活動していますが、チームの代表者はいません。それぞれがリーダーとなってイベントを企画・他のメンバーは企画者を全力でサポート、という体制なのでアイディアの引き出しが多いのかもしれませんね。」

「西院組の主なイベントは、"風呂四駆"、"レゲ四駆"、今度新しく企画する"笹四駆"などがありますが、どの企画も担当者が違います。実現できないようなアイディアもありますが…でも実現したら面白いだろうな、と思う事を普段からいっぱい考えています。」

── メンバーひとりひとりがリーダーとして企画するので、たくさんのアイディアが生まれるのですね。新しいイベント「笹四駆」も気になります!

「今年の七夕、7月7日(日)に西院組メンバーが企画している"笹四駆"では、笹と短冊を用意し、(タミヤさんへの! )願いごとを書いて括り付けたいと思っています。実は、昨年にも開催予定だったのですが、残念ながら天候に恵まれず中止になってしまったのです。でも今年の会場は屋内を予定していますので、天候に左右される事なく開催できると思います。」

── 西院組さんは、銭湯や神社、カフェなど、様々な場所でイベントを開催していますが、会場の確保はどのように行っていますか?

「基本的には人づきあいのなかで繋がることが多いです。チーム結成のきっかけになった「ザ・西院フェス」で知り合った方からオファーがあったり、趣味の話をしていたら実はお互いにミニ四駆世代で話が盛り上がって…じゃあうちでやる?となったり。そこから、実際にコースを置いたら?ピットスペースや電源はどうする?宣伝方法は?…など打合せをします。大会当日までに、何度も顔を合わせて打ち解けると当日の運営が楽になりますし、なによりお互い信頼している間柄だと万が一トラブルが発生してもスムーズに対処することができます。」

「参加してくださるお客さんに楽しんでもらうのは勿論ですが、会場を貸していただいているお店や、フェスなどに出展する場合はイベント主催者さん、そして私たちメンバーみんなが笑顔になれるイベントを目指しています。」

── 西院組さんは様々なイベントを開催していますが、レース方式やルールはどのように決めていますか?

「イベントごとに年齢層や参加人数が違うので一概には言えませんが、風呂四駆のように参加人数が多いイベントはトーナメント形式のレースをしています。ジュニア向けのイベントに出展する時はフリー走行で自由に遊んでもらい、子供たちの気分に合わせてタイムアタックをしたり、簡単なレースを開催したり…と、場面に合わせて変えています。初めてミニ四駆をみて興奮している子供達を見ると嬉しくなりますね。 」

  • 風呂四駆のコース風景
  • 「風呂四駆の参加者はオープン40名、ジュニア30名とその付き添いの親御さんたちであわせて100名近くになります。」
  • 「イベントのはじめに必ずレーサーズミーティングを行い、注意事項・禁止事項をしっかりと説明します。」
  • 会場が住宅街の中にある場合もあるので、近隣の迷惑にならないよう参加者のマナーの協力は欠かせません。

「大会のレギュレーションは、基本はミニ四駆公認競技会規則に準拠していますが、ジュニアのお小遣いに配慮して電池のみ100円ショップなどのものでもOKにしています。参加者の多いイベントでは、初心者と上級者が一緒に走らせる場面もあるので、コースレイアウトはレベルに関係なく楽しんでもらえるようなコースレイアウトを心掛けていますね。」

  • 児童館で行われたミニ四駆体験会のコースレイアウト
    「スタートラインからスロープやバンクなどの難関箇所はしっかりと見える位置になるように工夫しています。見えないところでコースアウトしたらさみしいので…。」

  • (上)レゲエにノリながらミニ四駆をする「レゲ四駆」の一コマ
  • (下)ジュニア向けのイベントに出展した時の様子
  • 「イベントに参加する年齢層にあわせてイベントの雰囲気もぐっとかわります。」

── 西院組さんのイベントロゴやポスターはとてもかっこいいですよね。メンバー皆さんでデザイン等を行っているのですか?

「イベントロゴやポスターのデザイン・制作は全てメンバーで行っています。私は本業が看板屋なので、イベントのポスターや西院組のステッカー等もその技術で作っています。ミニ四駆つながりで本業の仕事が広がる事もありますよ。」

  • オリジナルデザインのイベントロゴ。(上)ひな四駆(下)レゲ四駆
  • 「文字だけでは伝わりにくいのでロゴを作って一緒に発信しています。なんだこれ?と思わせたら興味を持ってもらえるので、ひと目で分かって貰えるような可読性の高いロゴやタイトル・写真がいいですね。」

「ポスターはミニ四駆を取り扱っているお店以外にも、イベント会場のある施設や近隣の協力していただける所に貼っていただいています。風呂四駆のときはなんと嵐電(京福電気鉄道)さんの主要駅にもポスターを貼っていただきました。SNSでミニ四駆の情報を自分から探す人は既にミニ四駆で遊んでいる人なので、それ以外の層へのアプローチとしてかなり有効だと思います。」

  • 一般の人が訪れる施設などで告知をする事で、ミニ四駆を知らない層にもイベントをアプローチ。

「他にも、タミヤサイトに西院組のイベントを投稿したり、SNSで情報発信する時は『#風呂四駆』や『#ひな四駆』など、専用のハッシュタグを作り話題共有ができるよう仕掛けています。」

  • タミヤサイトにはショップやグループ主催のイベントを投稿できる機能がある。
    「西院組のイベントを投稿したり、投稿されたイベントを見て他の主催者さんのイベント日程と被らないかチェックをします。」

「京都は常設コースが少ないので、ミニ四駆をはじめた人たちが気軽に走らせられる場所がなかなかありません。京都でミニ四駆イベントを開催するチームが増えていけば、ミニ四駆はもっと面白くなります。もし、京都でミニ四駆イベントを開催してみたいけど勝手がわからない…という方がいましたら、saiingumi(アットマーク)gmail.com までご連絡ください。西院組もはじめたばかりで不慣れな部分もありますが、これまで経験してきたノウハウをお伝えできます! 」

── イベント構想のお話から情報発信のアイディアまで、興味深いお話をありがとうございました!

ミニ四駆の枠にとらわれないイベントを企画して、それを実現できる実行力のある西院組さんの活動は、Twitterのハッシュタグ『#西院組』で検索したらチェックすることができます。さらに、西院組さんのイベント専用ハッシュタグ『#風呂四駆』や『#ひな四駆』などで検索すれば過去のイベントの様子を振り返ることも。7月に開催される『#笹四駆』にも大注目ですね!

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第1回 ミニ四駆で地域貢献!『muchuミニ四駆部』さん

一年ほど前、Twitter上でとあるミニ四駆イベントの告知を発見。Twitterのアカウント名は「muchuミニ四駆部」。告知の内容をよくよく読んでみると、どうやら佐賀県内にある印刷会社の社屋にミニ四駆コースがあって、それを月1回のペースで開放しているという。一体全体なんで印刷会社にミニ四駆のコースがあるのだろう??と編集部も興味津々。記念すべき第1回は、その「muchuミニ四駆部」さんにお話を聞いてみました!

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第2回 地元から公式大会優勝者を! 『Hi-Five北海道』さん

ミニ四駆イベント主催者にインタビューをして運営のあれやこれやを聞いてみる企画、第2回は北海道で月に一度ミニ四駆のレースを主催している『Hi-Five 北海道』さんにお話を伺ってみました!

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