ミニ四駆の楽しみ方・盛り上げ方を聞いてみよう!──イベント主催者インタビュー集

日本全国津々浦々 ミニ四駆のイベント主催者にインタビュー!

全国各地で開催されている、タミヤ主催の公式大会ではないミニ四駆イベント、「草四駆イベント」(草野球のような感じで)。最近では大規模なイベントから地域のコミュニティに特化したイベントまで、さまざまな草四駆イベントを見かける事が多くなってきました【タミヤ主催以外のイベント一覧はこちら】。そんな数あるイベントから、気になったイベントの主催者さんに直接お話を伺って、みなさまのミニ四駆活動を紹介します。これからミニ四駆イベントの開催を検討している方たちにも参考になるかも?

第2回 地元から公式大会優勝者を! 『Hi-Five北海道』さん

ミニ四駆イベント主催者にインタビューをして運営のあれやこれやを聞いてみる企画、第2回は北海道で月に一度ミニ四駆のレースを主催している『Hi-Five 北海道』さんにお話を伺ってみました!

── Hi-Fiveさんのミニ四駆イベントの様子は、いつもTwitterで拝見しています。先月開催されていたミニ四駆大会も大盛況で、イベント運営はベテランのイメージがあります。イベントを続けるコツや、運営についてお話を伺えればと思います!

「ベテランなんて、そんな事はないですよ! 『Hi-Five 北海道』としてイベントの運営を始めたのは一昨年(2017年)の9月からで、今年(2019年)で2年目に突入します。現在は、お手伝いやMCを含めて10人前後でイベントを運営しています。それぞれみんな子供の頃に、第一次ブーム、第二次ブームを経験していて、今では世代を越えてミニ四駆を楽しんでいます。」

── 世代を越えて楽しめるミニ四駆は一種の共通言語ですね。Hi-Fiveさんは毎月一回イベントを開催していますが、イベント会場の確保はどうしていますか?また、会場を借りる際に気を付ける事はありますか?

「元々、『Hi-Five 北海道』の前身に、『HMS』というミニ四駆走行会を運営していた団体がありまして、その時に使用していた施設を引き継いで今のHi-Fiveのイベントでも主に使用しています。ミニ四駆をコースで走行させると、会場によっては、マシンの走行音や参加者の話し声などが気になる場合があるので、借りる際は会場側にしっかりとイベント内容を説明することが大事ですね。」

── 先ずは、イベント内容をしっかりと先方に伝え、理解してもらう。当たり前のようで、意外と見落としがちになる所でもありますね。

「また、PA機器(音響機器)が設置・使用できる施設を選ぶようにしています。やはり、盛り上げるうえではBGMやMCは重要です! 逆にいうと、PA機器で音を出してもよい会場なら、ミニ四駆の走行音や参加者の歓声なども問題になりにくいかもしれませんね。」

── MCの実況や運営のアナウンス、BGM…と、音響はイベントを盛り上げるための要になるので、PA機材は必須。それに大きな機材を持ち運ぶとなると大変ですものね。

「他にも、準備の時間や終わりの時間に余裕を持ってイベントを運営する為に、会場は終日押さえるようにしています。その分施設の利用料は多くなってしまいますが、終わりの時間を気にする心配がないので、イベントを最後まで楽しんでもらえていると思います。」

  • スタッフミーティングの様子。イベント開催に向けて、数日前から綿密な下準備が。
  • 「毎回ルール確認など、運営メンバーで打ち合わせしてスムーズに運営出来るように心掛けてます。」
     

── Hi-Fiveさんの公式Twitterアカウントでは、イベントの告知だけでなく、レース動画や会場の写真などを積極的に投稿していますよね。イベントの雰囲気が伝わるので、見ていると参加してみたくなります。レース動画を見ていて気付いたのですが、スタートシグナルは自作でしょうか?

「バッコブさん(大阪の大規模ミニ四駆イベント。BADHEADZ × COB GP公式 Twitterアカウント)のシグナルを参考にして作りました。私の仕事の関係でバイクのパーツが手に入るので、スイッチの部分はオートバイのウインカースイッチを流用しています。」

── ミニ四駆のレースにオートバイのパーツが活躍していると思うと面白いですね! コースをまたぐタイプのシグナルですが、なぜこのタイプを採用したのでしょうか?

「このタイプだと、スタートラインにマシンを置いた時に左右に視線が動かないので、まっすぐ前を向いてスタート出来るんです。コースの脇に置くと、スタートレーンによってはシグナルが見えない人も出てきてしまうので…。」

── 確かに、スタートとゴールの判定は、レースではとても重要なポイント。すべてのレーサーが同じ条件で勝負できるよう、工夫が込められているのですね。それに、単純に見た目もかっこいいですよね!

  • オートバイのウインカースイッチを流用しているシグナル。コースをまたいで設置するタイプになっています。
     
  • ライトの部分はLEDテープを使っているそう。
     

── 告知関係はTwitter以外にどうされていますか?

「TwitterやSNSを使わない層に大会の存在を知ってもらう為には、人が集まる場所での告知は欠かせません。ですので、地元でミニ四駆を取り扱っている様々なお店に告知ポスターやチラシを置かせてもらっています。」

── スマホやパソコンを持っていない人たちに向けて情報を発信するには、実店舗での告知が欠かせないのですね。

「普段からミニ四駆のサーキットを利用したり、買い物させてもらっている地元のお店に、イベント告知ポスターなどの掲示をお願いしているのですが、告知協力の他にも景品を提供して下さったりと、店長さんたちはHi-Fiveの活動を積極的に応援して下さるんです。私達もお店で店舗主催のレースがあるときは参加しています。店長さんたちとは、地域のミニ四駆の盛り上げ方について色々とアイディアを出し合ったりするのですが、お店と私達とでは立場は違っても、お互いに北海道のミニ四駆を盛り上げたいという想いは同じ。これからも様々な場面で協力していけたら良いなと思っています。」

── イベントを長く続けて行くための秘訣はどんなところにあるのでしょうか。

「一つの目標があることでしょうか。北海道は公式大会の開催数も多くなく、大きなコースでミニ四駆を走らせる機会が少ないんですよね。そういった地元のレーサーたちが公式大会で良い成績を残せるよう、経験値を積む場所にしてもらいたい…という思いがイベント主催の根底にあります。いつか参加者の中からジャパンカップ優勝者が出てきてくれたら嬉しいですよね。そんな目標が、イベントを続けて行くための力になっています。」

  • コースレイアウトの一例。コースをまたいでシグナルが設置されているのが分かります。
    「セクションの配置をバランスよく。コンセプトは毎回違いますが、初心者から上級者まで楽しめる様に工夫しています。」
     
  • 大会の受付の様子。大会エントリーと車検は同時に。
     

「私達のイベントは、参加者のみなさんがいて、そしてイベントに協力・協賛してくれている方々がいるから成り立っているイベントだと思っています。『Hi-Five』という名前には、『称賛・祝勝のハイタッチ』という意味が込められています。勝っても負けても楽しんで笑顔でハイタッチできる、仲良くあたたかいイベントをこれからも続けていけたらと思っています!」

  • 2018年間チャンピオン決定戦での優勝決定戦を終えての一コマ。
    「勝っても負けても、相手を讃える良い写真です!大会運営のコンセプトを体現して頂いてる写真でも有ります。」
     

── Hi-Five北海道さん、興味深いお話をありがとうございました!

2018年の年末に行われたイベントでは、道内のみならず他県からの参加者もいて、参加者が90名と最大動員を記録したそうです。他県のレーサーも、海を越えて遠征したくなる魅力的なイベントを開催しているHi-Five北海道さん。今後の活動も見逃せませんね!

【Hi-Five北海道さんのTwitterアカウントはこちら


 

イベント主催者インタビュー集──バックナンバー
第1回 ミニ四駆で地域貢献!muchuミニ四駆部さん

一年ほど前、Twitter上でとあるミニ四駆イベントの告知を発見。Twitterのアカウント名は「muchuミニ四駆部」。告知の内容をよくよく読んでみると、どうやら佐賀県内にある印刷会社の社屋にミニ四駆コースがあって、それを月1回のペースで開放しているという。一体全体なんで印刷会社にミニ四駆のコースがあるのだろう??と編集部も興味津々。記念すべき第1回は、その「muchuミニ四駆部」さんにお話を聞いてみました!

レース主催者向けサービス&お役立ち情報

こちらの情報もあわせてチェック!

  • ミニ四駆ステーション
  • 全てのイベント
  • イベントレポート
  • ミニ四駆ステーション