Item No:78022

1/350 艦船シリーズ No.22

1/350 日本軽巡洋艦 三隈

1/350 SCALE JAPANESE LIGHT CRUISER MIKUMA

2009年7月11日(土)発売

12,100円(本体価格11,000円)

全長=573 mm 写真はキットを組み立て、塗装したものです

【 軽巡時代の均整のとれたスタイルが蘇る 】 ロンドン軍縮条約の制限下に、15.5cm3連装砲5基を備える基準排水量8,500トン級の軽巡洋艦として計画された日本海軍の最上型巡洋艦。4隻が建造された最上型の中でも、1番艦の最上に続く2番艦として昭和10年8月に竣工したのが三隈です。フレアーの付いた艦首やコンパクトにまとめられた艦橋構造物、独特な誘導煙突など最上型特有のスタイルを備えながら、最上とは後部マストやクレーンなど細部で微妙な違いが見られました。その後、条約脱退後の昭和14年に主砲を20.3cm連装砲塔に換装し、重巡洋艦に生まれ変わったのです。同型艦の最上、鈴谷、熊野とともに第2艦隊第7戦隊を編制し、昭和16年12月の太平洋戦争開戦を迎えた三隈は、マレー上陸作戦やバタビア沖海戦で奮戦。しかし昭和17年6月のミッドウェー海戦で、アメリカ潜水艦の攻撃を避けるための夜間一斉回頭中に後続する最上と衝突し、さらに延べ100機以上の艦載機による波状攻撃を受けて大破炎上、ミッドウェー沖に姿を消したのです。
【 三隈 主要要目 】 基準排水量:12,000トン、全長:200.6m、出力:152,000馬力、速力:35ノット、兵装:(軽巡時)15.5cm3連装砲5基、12.7cm連装高角砲4基、25mm連装機銃4基、61cm3連装魚雷発射管4基、艦載機:九五式水上偵察機、九四式水上偵察機

【 模型要目 】 ●日本軽巡洋艦 三隈のプラスチックモデル組立てキットです。 ●1/350スケール、全長573mm、全幅76mm。15.5cm3連装砲塔5基を備える、軽巡時代のバランスのとれたスタイルを余すことなくモデル化。 ●船体は上部を左右分割式、下部を一体成形として、美しい艦首をはじめとするスマートなフォルムを実感豊かに再現。 ●船体や甲板など大きな部品にはビスを使用し、確実に組立てられます。 ●艦橋構造物は防風板や対空機銃が増設される前の姿をリアルにモデル化。前後マストやクレーンなど姉妹艦の最上とは異なる細部も忠実に再現。 ●艦橋窓と探照燈のレンズは透明パーツ。 ●主砲塔や魚雷発射管、高角砲やカタパルトなどは完成後も旋回可能。 ●主砲砲身は通常時と対空戦闘時のパーツを用意。ポリキャップにより完成後も差し換えられます。 ●前後マストなどは折れにくいABS樹脂を採用。 ●各部の対空機銃も細密な仕上がり。 ●アンカーチェーンとプロペラシャフトは金属製。 ●九五式水上偵察機と九四式水上偵察機を搭載できます。機体は繊細なモールドが施され存在感たっぷり。艦載機を飛行状態で展示できるスタンドも用意。 ●展示用の台座付き。

  • 軽巡時代の特徴である15.5cm3連装砲塔をはじめ、対空機銃などが増設される前の艦橋構造物もリアルに再現。
  • 艦載機は繊細なモールドが施され存在感たっぷり。最上とは形状の異なる後部マストやクレーンも見どころです。
  • 航空巡洋艦時代の最上とは大きくイメージを変える、船体後部の甲板や主砲塔も余すことなくモデル化。
  • 船体はフルハル仕様とウォーターライン仕様を選んで組立てられ、大型艦船モデルの楽しみを広げます。
  • クレーンやカタパルト、艦載機のプロペラなどはエッチングパーツで再現。精密感と組立てやすさを両立させました。

情報は2009年07月07日時点のものです。製品の名称、価格、発売日、仕様などは予告なく変更する場合があります。