タミヤ プラモデルファクトリー トレッサ横浜店
第30回 モデラーズコンテスト 入賞作品
30回目を迎えたタミヤ プラモデルファクトリー トレッサ横浜店のモデラーズコンテスト。約1ヶ月の応募期間に、全51点の力作が集まりました。
今回は30回目の記念として、【30回記念賞】を設定。栄えあるこの賞に選ばれたのは、吉田 耕さんの「父の記憶」。作り込まれた建物や草木の仕上がりに加え、車両と人形のバランスのとれた配置や、砂利や花、スクーターなどの差し色の使い方による高い完成度が受賞の決め手となりました。【長谷川マスター賞】はパッケージに描かれたイラストを再現した黒滝卓司さんの「発艦待機中」が受賞。実感あふれるウェザリングを施したF-35Cの見ごたえはもちろん、機体の背後にあるジェットエンジン噴射時の防護設備、ジェット・ブラスト・ディフレクターはフルスクラッチで製作。空母の飛行甲板の一部を切り取ったようなリアルな展示が注目を集めました。【トレッサ横浜賞】は金澤 均さんの「ワイルド・スピード トヨタ・スープラ」。ボディをエアロトップに改造し、マーキングや車内にいたるまで劇中の車両を忠実に再現しています。【タミヤ賞・一般部門】はタナカ ヒロキさんの「America's Sports Car」。ミニ四駆 ライキリには星条旗がていねいな塗装で描かれ、グレードアップパーツの色遣いや、マシンを引き締める各所のブラックの差し色もポイントです。【タミヤ賞・ミリタリー部門】に輝いたのは飯塚栄次さんの「Tourist attractions(観光名所)」。兵士たちの視線の先には、建物の2階に見えるアメリカの形をした青いカーテンが。小さなビネットながら、たくさんの要素を詰め込み、見る人の目線を誘導する巧みな構成が見どころです。【課題作品賞(アメリカ)】は間山剛宗さんの「P-51D マスタング」。金属の質感あふれる機体の塗装技術の高さに加え、1/32スケールのサイズを生かしたエンジンや操縦席の細部の追加工作は見ごたえ十分です。そして、【入賞】に選ばれたのは矢加部 優さんの「どろまみれなシャーマン」。車体に飛び散った泥の汚れや地面についた履帯の走行痕など、10歳とは思えないほどの仕上がりにこれからのさらなる上達が楽しみです。
次回はぜひ、あなたの力作をお寄せください。
⇒ 今回ご応募いただいた全51作品は「タミヤ プラモデルファクトリー トレッサ横浜店」のホームページに掲載中!
協力:トレッサ横浜、月刊モデルアート編集部
※ページ内の作者の敬称は省略させていただきました。
【過去のコンテスト入賞作品】
⇒第29回 モデラーズコンテスト入賞作品 ⇒第28回 モデラーズコンテスト入賞作品
入賞作品
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【長谷川マスター賞】
[作者]黒滝卓司(66)
[題名]発艦待機中 [別画像 2]















