はじめよう『ミニ四駆コンデレ』番外編

「BLOCKHEAD MOTORS WORK SHOP」レポート

BLOCKHEAD MOTORS WORK SHOP & TALK SESSION

BLOCKHEAD MOTORSをはじめ、TシャツやパーカーなどのタミヤオリジナルアパレルグッズでおなじみのJUN WATANABEさんと一緒にRCカーのボディをカスタマイズするワークショップ&トークショーが昨年10月にTAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYOで開催されました。「これはミニ四駆コンデレの参考になるかも?」と思い立ち、当日イベント見学へ。ワークショップでは参加した皆さん時間の許す限り真剣にカスタマイズ、トークショーではBLOCKHEAD MOTORSの今後の展望やコラボアイテム制作裏話など盛り沢山でイベントは幕を閉じました。今回は、ワークショップの模様を会場写真とともにお届けします。

 

『ミニ四駆コンデレ』ってなに?
美しさを競うという意味の"コンクールデレガンス"を略してコンデレ。ミニ四駆コンクールデレガンス(ミニ四駆コンデレ)とは、ミニ四駆の速さではなく、マシンの見た目やドレスアップのアイデアでミニ四駆を楽しむ部門の事です。

ミニ四駆コンデレで入賞経験のある方々に、作品作りや撮影時に気にしている事(構図は?背景は?ライトは?etc...)など制作にまつわるアレコレをインタビューした連載も公開中ですので、今回のレポートとあわせてぜひご覧ください!

ミニ四駆コンクールデレガンス入賞経験者にインタビュー!▶ 第1回第2回第3回

BLOCKHEAD MOTORS WORK SHOP

  • ワークショップは15時からの回を見学。

  • 12種類あるステッカーから3つ選んでマイボディをカスタマイズ。

  • 選んだステッカーからどんなボディデザインにするかイメージを膨らませたり、マシンの完成型を想像しながら配色をチョイスします。

  • ステッカー選びからボディメイキングは始まっています!

JUNさんが必ず気を付けるという、ステッカーワークでの基本ルールは2つ!

 

今回はRCカーのカスタマイズのワークショップですが、もちろんミニ四駆のボディにも応用できる内容なのでコンデレーサーも注目です。

 

ワンランクアップのカッコいいボディが作れる!
ステッカーを使ったボディカスタマイズのワンポイント

 ✓基本ルール
@ メインスポンサーを決めよう!
まず最初にボディデザインの顔になるメインのロゴをチョイス。フロントに1つ、両サイド用に2つと、計3つ。これがマイマシンの「メインスポンサー」になります。
A サブスポンサーを選ぼう!
@で選んだメインスポンサーよりも小さいロゴのステッカーを沢山チョイス!空いているスペースにぎゅうぎゅうに貼ると良い感じに。
 

ポイントはたった2つ。けれども知っていると知っていないとではステッカー選びの段階から差が付いてしまうかも。マシンのカラーやボディの形に合ったベストなサイズ・ポジションを見つけると、格段にマシンはかっこよくなります!

 

メインスポンサーってどんなデザインのステッカーがいいの?

細い書体のロゴより、太くで力強い書体の方がより印象に残るのでメインスポンサー向き。細い書体のロゴを使う場合は、最初に決めたメインスポンサーと色味を合わせてサブスポンサーとして併用するとイイ感じに。

メインスポンサーは「ボディのカラーリングの一部」になる事を忘れずに!

 
  • 太くて力強い書体は目を引くのでメインスポンサー向き。

  • 細い書体はサブスポンサーロゴとして使おう!

  • お馴染みパイセンRCこと前住さんの姿も!

  • JUNさんが参加した皆さんのテーブルを回って一人ひとりにアドバイス。

  • それぞれの完成イメージへのすり合わせを行います。

  • 会場は和気あいあいの雰囲気。

  • 「自分がスポンサーだったら、マシンのどこに貼って欲しいか」を考えながらステッカーの位置を決めます。

  • ステッカーの位置をほんの少し左右に動かすだけで印象は大きくかわります。ミリ単位の調整が続く…!

  • 一番目立つ場所に決めました!

  • JUNさんも愛用しているデカールピンセット。ステッカーを貼る時におすすめ!

もともとあるステッカーをカットしてデザインしてみよう

面積の多いステッカーはそのまま貼る以外にも、アイデア次第では様々な用途に使えます。今回は、実際にワークショップ中にアイデアを出して制作していた2パターンを紹介します。

  • 0〜9のナンバーや面積の広いチェッカーフラッグがセットになった使い勝手の良いステッカー。

  • チェッカーフラッグをそのまま貼るのではなく、ボディラインににあわせてカット。

  • 専用ステッカーを貼ったみたいにピッタリ合っています!ひと手間加えるだけで見栄えもアップします。

  • こちらはチェック柄のペイントをする感覚でステッカーの端をファイヤーパターン風に細かくカット。マシンの個性が一気に増します!

参考作品として展示していたJUNさん作のマシンの制作ワンポイントを聞ける場面も…

  • JUNさんが作ったトップフォース EVO.のウイング部分に注目!

  • キット付属のステッカーをボディカラーの模様に合わせてジグザグにカットしています。

  • トップフォース EVO.に付属している通常のステッカーはこちら。

  • ちょっとしたひと手間で印象がガラッと変わります。

ワークショップの終わりにはコンクールデレガンスも

和気あいあいと、そして超が付くほど真剣に作業をすすめ…あっという間にワークショップ終了の時間に。皆さんまだまだ作り足りない…!という雰囲気でしたが、時間は時間なので…完成しているところまでのボディでコンクールデレガンスを。JUNさんが選んだ本日のコンデレボディは、先ほど紹介した『チェッカーフラッグのファイヤーパターン』を製作した方に決定!

  • 赤いボディに白×黒カラーのファイヤーパターンが全体を引き締めます。

  • メインスポンサーとサブスポンサーの配置のバランスもGOOD!

ワークショップの後は、パイセンRCことタミヤの前住さんとのトークセッションコーナーも。JUNさんはじめてのRCカーの話や(ホットショットUと言っていたけど実はタミヤ以外のマシンらしい…!?)、コラボアイテムの制作裏話など、ここでしか聞けない話題が盛り沢山。更には『BLOCKHEAD MOTORS WORLD TOUR』という超ワクワクなワードも飛び出しました。BLOCKHEAD MOTORSさんの今後の企画にも大注目ですね!

ミニ四駆コンデレインタビュー・バックナンバー&ミニ四駆SNS企画特集

  • インタビュー第1回
  • インタビュー第2回
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