タミヤ歴史館

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モデルでたどるタミヤの歴史

歴史館では創業間もない1950年代までさかのぼり、タミヤ製品の数々を展示。時代と技術の変遷を感じられる内容になっています。まず注目は、模型のタミヤのスタートを飾った木製模型。プラスチックモデルとは趣が異なる、温かみのある姿は今なお魅力的です。また、1962年に発売されたモーターライズ・プラスチック戦車の第1弾、1/35 パンサータンクなど、プラスチックモデルのタミヤというイメージを築き上げた貴重なモデルも見ることができます。もちろん、カーモデル、オートバイモデルの展示も見どころ。ジャンルを問わず、常にリアリティを追求し続けてきたタミヤの姿勢を感じていただけるでしょう。さらに、1976年にシリーズがスタートした電動RCカーも勢ぞろい。実車をリアルに再現したマシンや、オリジナルデザインのマシンなど、魅力的なRCカーが大集合しています。そして、モデルとともに楽しめるのがボックスアート。1960年代から続く、白い背景にイラストという伝統のレイアウトで統一されたボックスが並ぶ様子は美術館さながら。初期の製品に代表される、背景まで緻密に描き込まれた迫力あふれるパッケージも見ごたえたっぷりです。他にも、国内外のモデラーたちが手がけた単体作品や、臨場感あふれる情景、コンテストの入賞作品などを多数展示。落ち着いた雰囲気の中、模型の世界をじっくりと堪能できます。

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    タミヤが50年以上前に製造していた木製模型        

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    1/10 1/12 電動ラジオコントロールカーシリーズ       

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    1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ    

【タミヤ創立から1970年代までの歴史】

1946年 5月 一般建築材の加工販売を目的とする田宮商事合資会社を静岡市小鹿に設立。
1948年 4月 木製模型が前途有望であることに着眼し木工部門を新設。模型教材の製造販売の業務を併設。
1953年 6月 一般建築材の製造販売部門を解消。木製模型専業メーカーとしてスタート。
1960年 5月 初のオールプラスチックモデル組立キットとして1/800 戦艦大和を発売。
1962年 1月 モーターライズ・プラスチックモデル戦車の第1号・1/35 パンサータンクを発売。
1968年 1月 ドイツのニュルンベルグ国際玩具見本市に初の出展。1/12 ホンダF-1の出品により精密スケール・プラスチックモデルのタミヤとしての評価を高める。
1976年 11月 1/12 電動ラジオコントロールカー・ポルシェ934ターボを発売。

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