ドイツ駆逐戦車 ヘッツァー中期生産型・トップページ



【 背景 】
大戦後期の1944年8月から、ドイツ戦車はダークイエローをベースにダークグリーンとレッドブラウンの3色迷彩を生産工場で施すこととされました。1944年夏以降に生産されたヘッツァーの多くは、小さな円を組み合わせた独特なパターンにダークイエローとダークグリーンの斑点を加えた「光と影」迷彩が施されていました。この複雑と思われがちな迷彩塗装を画像を添えて紹介!

【 主な使用色 】

TS-3(XF-60)
ダークイエロー

TS-2(XF-61)
ダークグリーン

TS-1(XF-64)
レッドブラウン


塗装手順
※組み立て説明図の製作順とは一部異なります。 今回の塗装は、第708国民擲弾兵師団第1708突撃砲大隊 所属車輌を例として取り上げています。

【1】 組み立て完了

組立て後の塗装が難しい部分は、あらかじめ塗装作業を済ませておきます。 今回は、キャタピラ、シュルツェン(装甲板)、OVM(ジャッキなどの車外装備品)は 塗装が終わってから取り付けることにします。塗装前に、一通り組立てが終わった モデルからゴミや埃を丁寧に取り除いておきましょう。なお、「ヘッツァー中期生産型」 の組立てには、プラモデル用セメントと瞬間接着剤が必要です。

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【2】 ダークイエローの塗装

モデルの塗装は、明るい色から暗い色へ順番に塗っていくとうまくいきます。 ここでは、実車と同様の工程で、基本色となるダークイエローを全体に吹き付けます。 塗料がたれないように、適度な距離から、最初はモデルの表面に軽く「乗せる」ような感じで調子を確かめながらスプレーしましょう。

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【3】 基本色の色分け用マスキングシート作成

市販のマスキングテープ(別売。幅広の 『タミヤマスキングテープ 40mm幅』 Item87063 も便利です)を用意し、雲形にカットしてマスクを作ります。 説明図の塗装図や書店・模型店で買える資料などを見ながら作ると、リアルな ものができます。

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【4】 ダークグリーン塗装用のマスキング作業

ダークイエローが完全に乾くまで待ってから、マスクを貼る作業を行います。 今度も資料を見ながら丁寧に位置決めし、マスクのフチが浮かないよう 指の先などで軽くなでて、しっかりと貼りつけましょう。

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【5】 ダークグリーンの塗装

次にダークグリーンを吹き付けます。スプレーを一度に強く吹き付けすぎると、モデルの表面にたまって、 細かい彫刻が埋まってしまうことがあります。また、たまった塗料がマスキングにしみこんだり、マスキングした部分との間に 塗料の厚みで段差ができることもあります。常に何回かに分け薄く塗り重ねるように心がけると良いでしょう。     

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【6】 レッドブラウンの塗装用マスキング

ダークグリーンが十分に乾燥してからマスキングを行います。ステップ(4)と同様、マスクのフチが浮いてしまわないようしっかりと貼り付けます。

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【7】 レッドブラウンの塗装

ダークグリーンの塗装と同じ要領でレッドブラウンを吹き付けます。薄い層を何回か吹き重ねていきます。 カーモデルの場合など、たれる寸前まで吹き付けてツヤを出す手法もありますが、ミリタリーモデルの迷彩塗装では、 境界線をきれいに仕上げることを第一に、吹きすぎに注意しながら吹くのがコツといえるでしょう。 ここまでくればもう一息です。

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【8】 基本色の色分け用マスキングシートをはがす

ピンセットなどを使用し、注意しながらマスキングをはがします。無理に力を入れて、 塗装面を痛めないように注意しましょう。

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【9】 基本塗装の完了

これで基本塗装は終了です!一気に完成まで行ってもかまいませんが、 ここで適度に休憩するのも良いでしょう。

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【10】 アンブッシュ塗装用のマスキング

マスキングテープに小さい『くさび型』の模様を切り抜きます。これを貼った上から、 エアーブラシで斑点の色を吹き付けていき、模様を再現します。 エアーブラシをお持ちでなければ、面相筆で一つずつ描き込んで頂いてもかまいません。

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【11】 アンブッシュ塗装

アンブッシュ塗装用のマスキングを施したら、エアーブラシで塗装していきます。 今回の車輌ではダークグリーンとレッドブラウンの塗装の上にはダークイエローの斑点、ダークイエローの塗装の上にはダークグリーンの斑点を施します。資料を見ながら、バランスの良い斑点模様にしましょう。

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【12】 墨入れ作業

「墨入れ」とは、パネルライン(外板の継ぎ目)や、奥まった部分の暗さを強調して、 モデルに一層のメリハリや立体感を与えるテクニックです。全体が引き締まり、質感も高まります。 フラットブラックなどの暗い色を、溶剤で10倍程度に薄め、パーツの溝やくぼんだ部分に流し込むように塗ります。 塗料が半乾きになったところで、はみ出した部分を綿棒などでふき取って下さい。うまくふき取れない場合、 綿棒に少量のエナメル溶剤をつけます。ふき取り時の塗料の乾き具合や、綿棒の動かし方で色々な効果がでますので、 試してみてください。

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【13】 仕上げ

キャタピラや転輪のゴム部分、OVM等の車体色以外のパーツを塗装、接着します。その後デカールを貼り付けます。 ぬるま湯と目の細かい布やティッシュ、ピンセットを用意し、説明図の指示に従って貼り付けを行ってください。 デカールを指定の位置に貼った後、布等で気泡を押し出しながら、デカールを優しく押さえつけるようにして水分をとります。 デカールは大変破れやすいので、特に注意してください。デカールが乾燥したら、ついに完成です。

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★ 組み立てワンポイント・アドバイスはこちら。

※「タミヤ プラモデル製作ガイドブック」も参考にどうぞ。

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(情報は2005年2月4日現在のものです)