
| 【 日本帝国海軍最後の殊勲、1945年7月30日 】 太平洋戦争中、日本潜水艦隊の主力となった乙型潜水艦の最後の一隻として1944年9月に竣工したのが伊-58です。歴戦の潜水艦艦長、橋本以行(もちつら)中佐の指揮下、人間魚雷回天の母艦として度々出撃しました。終戦直前の1945年7月にも呉を出港して太平洋に向かい、7月30日深夜、パラオ島沖でアメリカ海軍の重巡洋艦インディアナポリスを発見、通常魚雷でこれを撃沈したのです。インディアナポリスは1932年11月に竣工、1943年11月にはスプルーアンス提督率いる第5艦隊旗艦となって数々の作戦に出撃しました。そして1945年7月、後に広島に投下される原子爆弾の重要部品を運ぶ極秘任務を帯びてサンフランシスコを出港。その任務を終えてレイテ島に向かう途中だったのです。伊-58は連合軍の大型艦艇を撃沈した最後の日本潜水艦として歴史に名を残しているのです。 |
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