ウォーターライン
第2話・ライバルが手を組んだ
日本戦艦 大和
ウォーターラインシリーズは田宮模型だけでなく長谷川製作所、青島文化教材社からもリリースされています。オヤッ?と思われる方もいらっしゃるでしょう。複数のメーカーが同じシリーズをモデル化して展開しているのですから。

実はウォーターラインシリーズは静岡模型教材協同組合の各社が参加して共同で開発しているシリーズです。旧日本海軍の連合艦隊を模型で揃えようという計画はその艦艇の数の多さから、1社でやっていたのではなかなか進まないことが予想されました。そこで、静岡の模型メーカーで構成している組合の各社がいっしょに取り組んで、一気にシリーズの充実を目指そうということになったのです。

ちなみに静岡模型教材協同組合はお馴染みの5月に静岡市で開催される静岡ホビーショーの主催団体でもあります。同じ組合の構成メーカーとはいえ、もちろんそれぞれが独自のラインアップを持ったメーカーです。競合する商品も持っているライバルであることに変わりはありません。それが共同でひとつのシリーズを開発していくというのですから、世界的に見てもきわめて珍しいことです。その結果、シリーズの充実はテンポよく進み、太平洋に消えた連合艦隊がほぼ、1/700スケールで再現されるに至っています。

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