1/48MMシリーズ・ミニカタログ ダウンロードデータ(2005.12.01)
パチッデジタル特別企画「1/48MM特集」応募作紹介!(2005.11.25)


戦車からアクセサリーまで充実のラインナップが楽しい。 世界各国の主力戦車はもちろん、ソフトスキンから兵士のフィギュア、さらには土のうやジェリカンなどのアクセサリーまで、幅広いラインナップが揃った1/48MMシリーズ。手のひらサイズに凝縮された細部までの再現は各車輌の特徴も伝わる仕上がりです。ディテールアップはもちろん、各国戦車を作り較べてみればお国柄や設計思想、戦術の違いも見えてきます。また、兵士の人形やアクセサリーを加えれば、そこに情景シーンの物語も生まれてくることでしょう。充実のラインナップはあなたのアイデアで1/48世界の楽しさを大きく広げます。

【 戦車の重量感を演出するダイキャストシャーシの魅力 】 組立てたあとの楽しみは手にズシリと伝わる重量感です。1/48MMシリーズの戦車はどれもダイキャストシャーシを採用。しかも、そのまま塗装できるサーフェイサーの下地処理済みです。モデルを手にとって眺めるときの手応え、そしてダイキャストの持つ質感が戦車のリアリティーを演出します。さらに砲塔や車体表面の再現、車載機銃や工具、予備キャタピラや排気管などの繊細なディテール表現も加わり、実感はいっそう。サイズを超えた仕上がりの迫力がダイキャストシャーシから生まれます。

【 1/48スケールからジャンルを越えた展開が広がる 】 コレクションや情景製作に手頃な1/48MMシリーズの楽しみはミリタリーモデルの世界にとどまりません。1/48スケールといえば飛行機モデルが豊富にラインナップされているジャンル。1/35スケールではできなかったジャンルを越えた組合せが1/48スケールだから実現します。飛行機モデルと戦車をはじめとする車輌モデルの競演。いっそうの広がりを生み出す情景シーンは新しいアイデアにあふれています。これまでにない情景作りで楽しみを広げるのはあなたのくふう次第です。

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1/48MMミニカタログ
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吉岡氏作品

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昨年の夏にキュ-ベルワ-ゲンが発売されて以来、新製品が続々とラインナップに加わり戦車模型界に話題を振りまき続けるMMVシリーズ。 小さくても充分な存在感を持ったこのシリーズは少ない部品で簡単に組み上がるので、本体を改造したり塗装に凝ったりする単体の楽しみから、フィギュアを使った本格的な情景まで、手軽にチャレンジすることができます。今回は、そんなAFV模型を存分に味わうことのできる小さなMMVシリーズを使って、大きな情景を楽しんでみました。

■戦車と飛行機を同じベースに

1/48という縮尺上、やはり飛行機モデルと絡めた作品にしたいと思い、構想を練ることに…。地を這う戦車と空を飛ぶ飛行機が同じ場所にいても違和感のない設定には悩まされましたが、結局は墜落した飛行機と車両で構成することにし、まずはアイテム選びから。  車両は筆者が「作ってみたい!」と単純な理由でM4を選択、飛行機はそのM4を空から援護するため共に行動することが多いP-47としました。そして場所の設定へ。  「M4とP-47を使って情景を」と言えばノルマンディーを思い浮かべますが、ここはひねってイタリアとしました。登場する要素や場所が決まると、スケッチを描きながらイメージを膨らませます。  当初思った「落ちた飛行機の横を通る戦車」のプランだと、ただ置いただけの様で焦点が霞んでしまいます。それならと墜落したP-47が道路を塞ぎ、M4がこれを撤去するシーンをひねり出しました。  行く手を阻むP-47と、それを引っ張るM4を中心に、手当てを受けるパイロットやM4の隊列から作業を見守る兵士達へとストーリーを展開。迫力のある構図になりそうです。

■4両のM4シャーマン

多くのバリエーションが存在するシャーマンは、M4タイプだけでも初期から後期型まで細部が異なる幾つかの種類があります。戦場では絶えず車両が入れ代わり、生き残った車両も補修や現地改修などでバラエティーに富んだM4が、同じ部隊で行動する様を記録写真で見ることができます。作例の4両も少しずつ異なる車両を再現してみました。
まず、迷彩を施した6号車と最後尾の7号車を極初期型に改造。操縦室前面の直視バイザーとアンテナマウントをプラ板で製作。砲マウントはキットのパーツを削り込み、防盾も左右を切り詰めてM34タイプに改造しました。また、6号車にはT51型履帯を履かせてみました。P-47を引っ張る8号車は初期型とし、設計図で言うCタイプの状態でストレートに組み、10号車(設計図指示A.Bタイプ)はプラ版で新造したワンピースのデフカバーを装着して後期型を再現しました。その他、全車共に真鍮の帯材でライトガードを作り替え、サイレンやサイドスカートの取付け基部をプラ材で追加。また各車にはジェリカンセットに付属するバッグやシート類などのパーツや自作の木箱等で荷物を満載し、米軍車両らしさを演出しています。
尚、上記の改造は発売が予定されているM4A1やM10のパーツを使えば簡単に再現できる部分もあるので、皆様も試してみては如何でしょうか? 塗装は6号車のみサンド系の迷彩を施し、他3両はオリーブドラブとしました。すべてアクリル塗料で仕上げ、PCで製作した自作のデカールを貼付けた後、数日間乾燥させサンド系の油彩やエナメル塗料でウォッシングを施し埃をかぶった状態を再現しました。



■墜落したP-47サンダーボルト

P-47サンダーボルトは、墜落した状態を再現するために以下の加工を施しました。まず、落ちた機体を演出するためにフラップや昇降舵を下げてやります。フラップは下げた状態で組むことができますが、昇降蛇はデザインナイフで丁寧に切り離し下向きに固定します。また同様に方向舵も傾いた方に振ってやると、さらに雰囲気が増します。  次に折れ曲がったプロペラの再現です。ブレードは薄く削り記録写真を参考に手で扱いて曲げ癖をつけます。その他、主脚を少し降ろしたり搭乗用のグリップの再現やカウル下部のへこみのなどにより「墜落した飛行機らしさ」を演出しています。 機体の塗装は、下地にラッカー塗料のシルバーを吹き付け、その上にアクリル塗料で基本塗装を行ないます。次に不時着時に付いたキズを再現します。基本塗装を機体下部を中心にアクリル溶剤を浸した布や綿棒を使って剥がします。そして基本塗装との境界をサンドペーパーやデザインナイフで擦れ後や引っ掻きキズを再現します。最後に薄めたサンド系のエナメル塗料を吹き付けたり、部分的にパステルを使った埃の再現や、カウルから漏れ出たオイル染みを描き込むと実感が高まります。

■物語る小さな役者達
焦点となる車両等を引き立てる小さな役者達「フィギュア」は、場面の説明やスケールの対比物として情景作品の重要な要素の一つと言えます。この作品を製作中1/48フィギュアは米軍の軍装とは全く別物のドイツ国防軍歩兵セットしかなく、自作するハメになりました。パイロットを戦車兵に改造したりサードパーティーのパーツを切り貼りして原形を作り、複製、改造の繰り返しで塗装行程を含めると1ヶ月近く費やしたでしょうか。しかし完成後、ベースに全てのフィギュアを固定し、目の前に広がる情景を見た瞬間、今までの苦労が報われた気になりました。



■ストラクチャーと小物
ストラクチャー(建築物)や小物は、作品に深みを与えたり場所や状況を伝えるための要素と言えます。作例ではイタリアらしさの演出として農家をスクラッチしてみました。イタリアの建築の本を参考に建物をデザインし、基本構造はプラ版で製作。外壁はポリパテでテクスチャーを付け雰囲気を出してみました。また建具など農家のディテールや井戸、石垣、石橋、など資料を基に作ることにより、イタリアらしい雰囲気が増すと同時に情景の密度を濃くするすことができます。

■情景を作る楽しみ
ベースは木材を必要な大きさに切出したオリジナルです。地形は発泡スチロールを削り出し、全体にミラコンを盛り付けて整えました。また、ぶどう畑や川などの複雑な部分は粘土で成形しています。次に地面の乾燥を待って植物を植えます。丈の短い草は情景素材のスタッテックグラスを、長い草は鹿の毛を使用しました。共に固定は木工用ボンド(水で薄めずに使用)を使用しています。  植物の固定後は一気に塗装を行ないます。まず、缶スプレーの木甲板色を全体に吹き付け、各種サンド系のアクリル塗料で変化を出します。色みのポイントはなるべく明るめの色を使うとからっと乾いたイタリアらしさを再現できるでしょう。次に植物や川、小石や石垣を塗り分け最後に薄く溶いたエナメル塗料のバフでウォッシングし、全体の調子を整えます。後は各要素を配置すればのどかなイタリアの田舎の風景が出来上がりとなります。  かくして、田舎道に横たわる怪物の情景は完成しました。次々に沸き上がるイメージが形になる様は、情景を創る者にしか味わえない楽しみと言えるでしょう。そんな奥深い楽しみを手軽に味わうことのできるMMVシリーズの今後のラインナップにも目が離せません。


★タミヤニュース VOL.436 2005年9月号(8月10日発行)より
タミヤニュースのご案内はこちら。

■吉岡和哉氏・プロフィール:2001年キヤコン入賞後、アーマーモデリングをはじめ各誌に作品を発表。海外でもコンペティション入賞や雑誌に紹介される。高低差を駆使した複雑なレイアウトや、シチュエーションに合わせたリアルな色使いが特色。現在商業デザインを手掛ける傍らディオラマの作家活動中。



■48MMとぴったりサイズが合うペーパークラフト

情景製作に最適な物置小屋ペーパークラフトをPDFファイルでダウンロード、厚紙などに貼るか市販の厚手プリンタ用紙に印刷して組み立ててください。こちらのページで製作方法を詳しく紹介しております。(モデルとなったのは東部戦線(ポーランド~ロシア)で見ることが出来る物置小屋です。)

★詳しくはこちらから。


■1/48スケールの情景展開が一段と広がるアクセサリーが登場

購入する レンガ・土のう・バリケードセット
ITEM 32508 756円(本体価格700円)

●市街戦の情景に欠かせないレンガは4種類のブロックを組み合わせて様々に使えます。●防御用に幅広く使われた土のうは上積み用とつぶれた形の2種類を用意。●対戦車用バリケードを作れる鉄道のレール、ピラミッド型バリケードや杭にも使える丸太もセット。


■情景をさらに効果的に演出するジェリカンセットも登場!

購入する ジェリカンセット
ITEM 32510 756円(本体価格700円)

●戦車と飛行機と組み合わせて幅広く楽しめる、ドイツ軍と連合軍の各種ジェリカンやドラムカンを豊富にセット。●リアルな仕上がりの丸めたシートやバッグ類も付属。


タミヤウェザリングマスター&スティック
リアルな汚し表現がぐんと手軽に 戦車についたほこりやラリーカーのドロ汚れなど、モデルに実物のような質感を与えるのがウェザリング(汚し)表現。特別な用意もいらずに気軽に汚し表現が楽しめる新感覚のウェザリング材です。詳細はこちら。


★ディスプレイケースにいれて飾ろう!

ディスプレイケースC(240x130x110mm)
ITEM73004 1,620円(本体価格1,500円)

ディスプレイケースD(240x130x140mm)
ITEM73005 1,944円(本体価格1,800円)

埃や湿気からモデルを守り、かつ美しく見せるタミヤのディスプレイケース。ケースの素材には、透明度の高い樹脂を使用。台座部分はプラスチック製で、固定の為の穴あけ加工も手軽です。もちろん模型以外もディスプレイ可能。幅広くご活用ください。※画像はディスプレイケースC



≪ 1/48 MMシリーズ イラスト・コラム ≫


タミヤニュース VOL.432
2005年5月号(4月10日発行) より
1/48 MM 今後の展開 無責任リクエスト
モリナガ・ヨウ氏 作

タミヤニュースのご案内はこちら。
モリナガ・ヨウさんのHP「電脳マルモ工房」

タミヤニュース VOL.433
2005年6月号(5月10日発行)より
1/48MMシリーズはキュウキュウいってる おとーさんの強ーい味方!!
有野篤氏 作

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