【 世界最高のアクロバットが机上からテイクオフ! 】 青空をキャンバスにスモークの軌跡を描き上げ、見るものを釘付けにするアクロバット飛行。世界各国にアクロバットチームが存在する中で、最高峰のチームとしてその名を知られているのがアメリカ空軍の“サンダーバーズ”です。誕生は1953年。F-84Gサンダージェットを使用機としてその活動を開始し、世界でもっとも早くジェット機によるアクロバット飛行をはじめたチームのひとつとなったのです。常にその時代の最新鋭機を使用機としてきた“サンダーバーズ”ですが、1992年からはF-16Cブロック32が採用されています。F-16はジェネラルダイナミックス社が開発、1978年から部隊配備が開始された多用途戦闘機です。“サンダーバーズ”の使用機はレーダーと20mm機関砲が取り外され、スモークオイル用タンクを搭載した発煙装置が装備されている以外に変わりはありません。エンジンは最大出力23770ポンドを発揮するF100-PW-220エンジンを1機搭載。運動性の良さとパワーがダイナミックなアクロバット演技を可能にしています。
現在の“サンダーバーズ”は4機の編隊に2機のソロが加わる6機編成が基本となって演技が行われています。密集隊形を保ったままの編隊でのループやロール、そこにソロが加わってのアクロバット飛行は見るものを魅了してやみません。その中でリーダーを務めるのが1番機。演技のタイミングなど、1番機の指示のもとにすべてが繰り広げられるのです。それだけに、操縦テクニックはもちろん、メンバーからの絶対的な信頼を集めるパイロットでなければなりません。毎年、全米をはじめ世界各国でもその演技を披露している“サンダーバーズ”。展示飛行は年間約70回を数えます。2004年にはパシフィックツアーの一環としてグァム、韓国と共に日本にも来日。その姿を日本のファンの前に見せてくれました。
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