T-55A
■T-55A
【野部氏コメント】
“T-55A”は、私にとってアメリカのパットン戦車とならび、格別の郷愁をかきたてられる戦車です。子供時代に作ったタミヤ往年のモーターライズ版“T-55コマンダー”は、「低い車体にお椀型砲塔」という第2次大戦後のソビエト戦車の特徴をはじめて認識させてくれたプラモデルでした。 実車のT-55は、原型のT-54や各国のライセンス版を合わせ10万台も生産された史上最大のベストセラー戦車で、AK自動小銃シリ−ズと並び世界中の紛争地域でかならず見かけられるレギュラーアイテムです。
今回の画像は“if モノ”で、1960年代に東西両陣営が戦端を開いたらという設定です。かつてのソビエト軍の演習フィルムにあったような「地平線の彼方まで埋めつくされた大量の戦車群が、東西ドイツ国境を越えて西ヨーロッパを飲み込む・・・」というような事態は歴史上おこらなかったことを現在の私たちは知っていますが、50〜60年代の冷戦時代の人々にとっては“明日おこりえる切実な悪夢”だったのです。
●使用キット:1/35 ソビエト戦車 T-55A

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