特集:朝鮮戦争

■東西冷戦の最前線となった朝鮮半島
第二次大戦終了と同時に、アメリカを中心とする資本主義陣営とソビエトを中心とする共産主義陣営は世界各地で対立を深めていました。その最前線となったのが、38度線を挟んでソビエトや中国に後押しされる朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とアメリカが支援する韓国に分断された朝鮮半島でした。この朝鮮半島をめぐって1950年6月25日に勃発したのが朝鮮戦争です。

最初に主導権を握ったのは北朝鮮軍。開戦直後に韓国の首都ソウルを占領し、アメリカを中心とする国連軍を釜山周辺まで追いつめたのです。これに対して国連軍は同年9月にソウル近郊の仁川への上陸作戦を成功させてソウルを奪回、北朝鮮の首都ピョンヤンも占領し、なおも北上を続けました。しかし10月には中国軍が参戦し、人海戦術により1951年1月にソウルを再び占領。攻勢に転じた国連軍が3月にソウルを再奪還した後は38度線を挟んで膠着状態が続きました。この一進一退の激しい戦いが終わりを告げたのは開戦から約3年後、休戦協定が成立した1953年7月のことでした。

■赤い範囲は北朝鮮占領地域
■青い範囲は韓国(国連軍)占領地域
戦局の推移

■両陣営合わせて19ヶ国が参戦
1945年10月に発足した国際連合。朝鮮戦争では、国連安保理の決議に基づいてアメリカ軍および韓国軍と共に国連に加盟する15ヶ国の軍隊が資本主義陣営側として参戦、戦闘部隊を派遣しました。一方の共産主義陣営は北朝鮮に加えて義勇軍を送った中国が参戦。両陣営合わせて19の国が朝鮮半島で戦火を交えたのです。

■白い字は国連軍
■黄色い字は北朝鮮・中国軍
参戦国一覧

■数多くのAFVが投入された地上戦
朝鮮戦争勃発時、韓国軍はわずか50輛ほどのM8グレイハウンド装甲車を保有するのみでアメリカ軍は駐留していませんでした。対する北朝鮮軍はソビエト製T34/85戦車を大量に投入して緒戦を有利に進めたのです。窮地に立たされた国連軍側もM4シャーマンやクロムウェル、M26パーシングやセンチュリオンなどの主力戦車や支援車輛を次々に前線に送り込み、最終的には数百両の戦車を投入。M26パーシングとT34/85による激しい戦車戦も展開されています。 タミヤのミリタリーミニチュアシリーズには、これら朝鮮戦争に出撃した戦闘車両も豊富にラインナップ。情景展開や作り較べも興味深いでしょう。

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AFV一覧
■朝鮮半島上空のライバル
航空戦史上、はじめてジェット機同士の空中戦が行われた朝鮮戦争。この戦いで国連軍側にショックを与えたのが、後退翼を備えるソビエト製の最新鋭戦闘機ミグ15でした。優れた上昇力と加速性能を備えるミグ15は、直線翼のF-84Gサンダージェットなどを圧倒。これに対してアメリカ空軍も後退翼のF-86Fセイバーを投入し、制空権を奪い返すのです。また第二次大戦まで空の主役だったレシプロ機も、低空での安定性を活かして地上攻撃任務に奮戦しました。F-51Dマスタングはその代表と言えるでしょう。タミヤからは朝鮮半島上空で戦った3機種がモデル化されています。

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航空機一覧

1/16RC M26パーシング ■1/16RCタンクシリーズにM26が仲間入り

タイガーI 初期生産型、M4シャーマン105mm榴弾砲搭載型とラインナップの拡充を続ける1/16RCタンクシリーズ。フルオペレーションセット第3弾は戦後のアメリカ戦車の原点ともいえるM26パーシングです。実車から収録したエンジン音やキャタピラの金属音、主砲発射音やブレーキと連動したストップランプ点灯など、さらに進化したアクションとサウンドをお確かめください。

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