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ボックスアート プラモデルパッケージ原画と戦後の日本文化

2007年8月10日(金)〜10月8日(月)

島根県立石見美術館で開催
戦車、飛行機、船、ロボット・・・。昭和30年代初頭、プラモデルという新しいホビーが日本にやってきました。夢や憧れの対象をみずから組み立て所有できるという魅力が子供たちを惹きつけ、プラモデルは大きな発展を遂げて現在に至っています。ワクワクしながらパーツを組み立て形にしていく喜びは、プラモデルならではの醍醐味でしょう。

そのプラモデルキットの「顔」となるのがボックスアート(箱絵)です。消費者の購買意欲を高める目的で描かれたボックスアートは、やがてパッケージ装飾という役割を超えていきます。作る過程で完成形を想起する「資料」として、あるいは空想の世界を生み出す「素材」として、独自の発展を遂げていくこととなるのです。

また、絵画としてのボックスアートは、戦中から戦後にかけて氾濫したヴィジュアルイメージを引き継いで成立しています。それはまさに戦後の大衆的な表現の主流をなすものであり、戦後の日本社会を検証する上でも注目すべきものだと言えるでしょう。本展は、戦時下の視覚文化が戦後どのように継承されていったのかを、ボックスアートというメディアをとおして検証する初の試みなのです。

展示室では、プラモデル草創期から現在に至るまで世に送り出された、時代を代表するプラモデルのボックスアート約160点を紹介するとともに、戦中・戦後の教材模型からソリッドモデル(木製模型)を経てプラモデルが誕生する過程を各種資料で振り返りつつ、ボックスアートの絵画様式が成立した要因を探ります。併せて、懐かしいプラモデルの数々や、国内を代表するモデラーによるジオラマ作品も展示し、プラモデルの歴史を総体的に紹介します。


ボックスアート プラモデルパッケージ原画と戦後の日本文化
会 場 島根県立石見美術館
期 間 2007年8月10日(金)〜10月8日(月)
休館日 毎週火曜日 (ただし、8月14日は開館)
開館時間 10:00〜18:30 (展示室への入場は閉館30分前まで)
観覧料 詳しくはこちらをご覧下さい

特別講演会
会 場 小ホール (先着400名)
日 時 9月2日(日) 14:00〜15:30 開場13:30より(聴講無料)
講 師 田宮俊作、工藤健志(青森県立美術館学芸員)
演 題 「戦後の日本文化とプラモデル」

夏休み工作教室1 「プラモデル初級講座」
会 場 講義室
日 時 8月12日(日)、13:00〜15:00
講 師 山田卓司(情景作家)
対 象 小学生以上(ただし小学校3年生以下は保護者同伴)※参加無料
定 員 20組(事前にお電話にて要申込:TEL 0856-31-1860)

夏休み工作教室2 「ダンガンレーサーをつくって、遊ぼう!」
会 場 多目的ギャラリー
日 時 8月19日(日)、8月26日(日)、10月7日(日)、13:00〜15:00
対 象 小中学生(ただし小学校3年生以下は保護者同伴)、各回当日先着20組まで ※参加無料

※交通機関等の案内については、島根県芸術文化センター「グラントワ」ホームページにてご確認下さい


〜展覧会カタログ販売のお知らせ〜
この展覧会では、展示するパッケージアートや貴重な資料をまとめた「展覧会カタログ」を会場にて販売致します。貴重なボックスアートを鑑賞出来ることはもちろん、戦後の模型の歴史年表など、まさに模型ファンにとって永久保存版の資料と言えるでしょう。

■「ボックスアート〜プラモデルパッケージ原画と戦後の日本文化」展覧会カタログ
■Item No:63325 2,000円(本体価格 1,905円)
■タミヤショップオンラインでも販売中 →詳しくはコチラ

■カタログ掲載内容
<目次>
・「プラモデル」と「ボックスアート」〜その成立と展開に関する一考察・・・・・工藤健志
・タミヤ模型のデザイン その黎明期・・・・・田宮俊作
・ボックスアートの魅力・・・・・平野克己
・戦争画とシュミレーショニズム−両者を媒介する戦後の小さい箱・・・・・椹木野衣

・序章 プラモデル前夜 昭和前期のビジュアルイメージ
・第1部 1950〜1960年代
・第2部 1970〜1980年代
・第3部 1990〜現代
・第4部 キャラクターモデル
・出品リスト
・作家略歴
・資料: プラモデル前夜・・・・・村上 敬
・関連年表
スペース


関連リンク
島根県芸術文化センター「グラントワ」ホームページ
(情報は2007年6月13日現在のものです)