【 Q1 】 ミニ四駆のデザインワークについて 先生にとって、今までに経験したことのないジャンルだったと思うのですが、率直な感想を聞かせてください。
まず、純粋に嬉しかったです。まさかミニ四駆のデザインをさせて頂けるなんて夢にも思っていなかったので、お話を頂いた瞬間、後先考えずに『やります!!』と答えてしまいました。後々、自分の首を絞めるコトになるなんて考えもせずに。(笑)元々、車は大好きなんですが、好き故にその難しさも理解していまして、車のデザインだけは諦めていたんです。それでもこうして何とか形に出来ましたので、カーデザインへの苦手意識も少しは克服できたかなと。(笑) 車をデザインする上での取っ掛かりみたいなモノを学ぶコトが出来たのは本当に大きな収穫でした。
【 Q2 】 マシンデザインを進める上で何か苦心した点はありますか?
フィギュアや可動トイのお仕事は何度かしたコトはあるのですが、それらとの圧倒的な違いは『ミニ四駆は実際に走らせる商品』であるコトです。なので安全面と強度面をまずは考えなくてはいけないですし、 その二点を何とかクリアしても、続けてパーツ数の限界や成形上の問題等が出てきます。それら制約をクリアしつつ、自分が理想とする形にしていく作業が一番大変でした。別パーツにすればデザインを再現できる部分があったとしても強度的にNGとなりますし、ディテールの線1本にしても抜きの関係を考えると、 簡単に入れるコトは出来なかったりします。なので、改めて面で見せる大切さを考えさせられました。
【 Q3 】 2台のマシン、それぞれのポイントをおしえてください。
ライジングエッジは日本刀をモチーフにしてまして、主人公のマシンぽく、プレーンで正統派のデザインにしました。カスタマイズ次第では色んな顔になるかなぁと思います。スラッシュリーパーはモチーフが死神と鎌で、加えてライバルマシンのイメージというコトもあり、ライジングエッジとは逆にある程度カスタマイズされた感がある様にしました。イメージ通りのダーティーなマシンになったと思います。
【 Q4 】 実際にデザインが形になったものを見ていかがですか?
子供の頃、ミニ四駆に夢中になっていた自分が、本当にミニ四駆に携われたんだなぁと実感し、とにもかくにも感動しました。加えて、二次元から三次元への変換時に現れる矛盾点を、より明確に認識するコトができましたので、本当に勉強になりました。
【 Q5 】 先生がミニ四駆で遊んでいた頃の思い出があれば教えてください。
周りの友達がバリバリ改造しまくって、肉抜きし過ぎでもう原型止めなくしたりしてる中、ボクは改造とか全然しなかったんです。模型に関しては割と早い時期から塗装もしていたので、如何にパッケージ通りに作るかに拘ってました。だから完成しても傷つくのが怖くて、なかなか走らせるコトができませんでした。(笑)
【 Q6 】 それでは最後に2台のマシン発売にあたって、ミニ四駆ファン、そしてこれからライジングエッジ、 スラッシュリーパーを手にする皆さんにメッセージをお願いします!
ミニ四駆という歴史あるシリーズに関わらせて頂けたのは本当に幸せなコトだと思います。カスタマイズしまくるも良し!ディスプレイモデルとして作るも良し!どんな形にせよ、手に取り楽しんで頂ければ、こんなにうれしいことはありません。ですのでライジングエッジとスラッシュリーパーを宜しくお願いします!!
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■清水先生によるデザインスケッチ。アイディアやディテールのイメージが多く描かれています。
■スケッチを元にクレイモデルを製作。原寸大で立体化し、絵から立体への調整を行います。
■クレイモデルを使っての清水先生によるカラーリング修正案。
■3D CADにてボディを設計。3Dデータを作成します。
■3Dデータを立体化する光造形によって最終形態のボディパーツを作成。シャーシを搭載し、仕上がりをチェックします。
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